小楠公墓所参拝

四條畷神社からまっすぐ参道を下った辺りに、静かに眠る小楠公。

正平3年1月5日、四條畷合戦にて、弟・正時公と刺し違えて自害した小楠公のご遺骸は、丁重にこの地に葬られ、その墓碑の両脇にクスノキが二本植えられました。
それから六百有余年の長い年月を経て、二本のクスノキは大木となり一本の巨木となって、墓碑を覆うように成長しました。

調査によると、このクスノキの根元に石碑がある事も判明。
墓所敷地内には、大久保利通揮毫による巨大な顕彰碑が建立されています。

また、墓所正面の傍らには、我々楠木同族会の初代会長・山下太郎氏奉納の燈籠も。

御神木の大楠の巨大さは、私の背丈との対比でもご想像はつかれるとは思いますが、神憑り的なまでの大きさと存在感を放っており、この御神木に小楠公の魂そのものが宿っている事を感じさせられ、感無量でした。

四條畷の小楠公墓所の御神木は、今も四條畷を、そして日本を見守りつつ、雄大に聳えています。