南都七大寺・大安寺に参詣

南都七大寺の一つ・大安寺に参詣、河野良文貫主様より大安寺と楠木氏の祖である橘氏との関わりについて御教授いただきました。

大安寺は、聖徳太子の遺願を請けて舒明天皇が創建されましたが、その折に、楠木氏の祖である左大臣・橘諸兄公が自らの所領である井手の地に窯を設け、ここで瓦を製作し、大安寺創建に多大な貢献をしました。
嘗ては、東大寺や興福寺と並ぶ大寺であり、弘法大師を始めとした多くの名僧を輩出、国家随一の大学の中でも最高機関としての役目を果たしました。

また、大安寺は「癌封じ」としてのご利益も有名で、毎年1月の光仁会、6月の竹供養では、笹酒の振る舞いもあり多くの参拝者で賑わいます。
大安寺に隣接し、聖徳太子の叔母にあたられる推古天皇をお祀りする推古天皇社も鎮座しています。

多くの御教授を賜りました河野貫主様に深謝です。