高橋靖水戸市長を表敬訪問

水戸市役所の高橋靖市長を表敬訪問。
徳川光圀公が神戸の湊川神社境内の大楠公墓碑を建立、その墓碑の表に光圀公の直筆による「嗚呼忠臣楠子之墓」の文字が刻まれ、裏には光圀公が招いた朱舜水の大楠公賛文を刻まれた等、水戸と神戸の深い繋がりについてお伝えさせていただきました。
ご多忙の中、お時間をくださいました高橋市長様に深謝申し上げます。

 

元禄5年(1692年)、徳川光圀公(義公)は、神戸湊川の大楠公のお墓に「嗚呼忠臣楠子之墓」の碑を立てられ、現在の立派な御墓所を建立されました。
この御墓所が建立なるや、更に多くの人々が墓前に参拝、正成公を偲びその御遺徳を讃え、楠公崇敬の大きな気運の激流となっていきます。
特に、王政復古前後には、水戸烈士達はもちろんの事、坂本龍馬や高杉晋作、三条実美ら七卿等、新しい日本の国づくりを願った数え切れぬ程多くの志士達が、この墓前に詣でて誓いを立て、国事に奔走し、多くの国士が散っていきました。
徳川光圀公の大楠公墓碑建立こそが、後に来たる、日本の新しい夜明けの最も大きな要めとなっていくのでした。